「とぎつ生涯学習を考えるつどい」・「少年の主張大会」を開催しました

12月1日、とぎつカナリーホールにて、とぎつ生涯学習を考えるつどい・少年の主張大会(主催:時津町教育委員会)が開催されました。大会テーマ『違いを認め合い、共に生きる「ウェルビーイング」な社会をめざして』のもとに、盛会のうちに終了することができました。

とぎつ生涯学習を考えるつどい・少年の主張大会

とぎつ生涯学習を考えるつどい

「いいんだよ」は魔法のことば ~寛容の精神が醸成される社会~と題し、共感的理解について、学校法人立花学園 立花高等学校 校長 齋藤(さいとう) 眞人(まさと) 氏にユーモア溢れるご講演をいただきました。立花高校は、不登校の自立支援に取り組む学校で、生徒の約8割が不登校を経験しています。講演では、「できないことを嘆くより、できていることを認めていこう!」「100回の『頑張れよりも、たった1回の『よう頑張っているね』の声かけ」等、共感的理解の重要性を教えていただきました。先生ご自身の経験を基にしたエピソードを交えながら、親として子育てに励む大人たちへの温かいメッセージが届けられました。

来場者アンケートでは、「今まで色々な講演会に参加して来たが、涙を堪えるのが必死なくらい心に響いた講演会は初めてだった。」「世間一般の常識や当たり前の事について、もっと寛容になりたいと思った。」「講演を聴いて気持ちが楽になった。」「できていることを当たり前だと思わず、褒めたり認めたりしていきたいと思う。」「子どもの気持ちに寄り添う意味を心から教えていただいたようだった。」「子どもたちへの声かけを見直すきっかけとなった。」など大変好評な感想をいただきました。地域の皆さまが、異なる背景を持つ人々との交流や協力の大切さを改めて考えるきっかけとなり、「ウェルビーイング」な社会の実現に向けた一歩となったのではないでしょうか。

 

講演の様子 ユーモアあふれる講演でした

少年の主張大会

町内の小・中学校約1,400名の応募者の中から選ばれた10名が、日頃の生活の中から生まれた意見・主張を発表しました。子どもたちのしっかりした考えや堂々とした発表に対し、会場から温かく大きな拍手が送られました。

発表者一覧
小学生の部
順番 発表者 学校名 学年 発表題
1 爲永 真由 鳴鼓小 1 わたしのゆうき
2 浅野 涼真 時津東小 2 しょうらいのゆめ
3 桑原 来都 時津北小 3 もっときれいな町にしたい
4 陣川 愛衣 時津小 4 千羽鶴のその後
5 宮崎 仁菜 時津小 5 地域のチカラ
6 増本 啓仁 時津東小

6

手話の力
中学生の部
7 清家 健生 時津中 1 命の大切さ
8 柿元 杏 鳴北中 1 かけがえのない命を守る
9 山岡 航青 時津中 2 ぼくたちはどう生きるか
10 眞武 高弘 鳴北中 2 新しい扉
相川教育長との記念写真

(写真前列左から)

時津東小6年 増本 啓仁さん、 時津小5年 宮崎 仁菜さん、 時津小4年 陣川 愛衣さん

相川教育長

時津北小3年 桑原 来都さん、 時津東小2年 浅野 涼真さん、 鳴鼓小1年 爲永 真由さん


(写真後列左から)

鳴北中2年 眞武 高弘さん、 時津中2年 山岡 航青さん

鳴北中1年 柿元 杏 さん、 時津中1年 清家 健生さん

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更新日:2024年12月25日