第25回西彼杵郡人権教育研究大会《報告》
西彼杵郡人権教育研究大会とは
時津町では、長与町との共催により、下記のテーマ・ねらいに基づき、毎年交互に開催地を替えながら開催し、両町の学校・家庭および地域社会における、人権教育・啓発に関する実践発表や、人権に関わる講演会などを実施しています。
ねらい
- 西彼杵郡の人権教育に関する実践を共有することを通して、多くの人たちに人権教育と出会う機会をつくり、さまざまな人権問題を自らのこととしてとらえられる契機とする。
- 西彼杵郡すべての子どもと大人が、人のつながりを大事にしながら心豊かに暮らしていくための教育内容や環境づくりについて考える。
主催
西彼杵郡人権教育研究大会実行委員会(実行委員会の各団体・組織)
長与町 時津町 西彼杵郡校長会 西彼杵郡教育研究会 西彼杵郡PTA連合会
西彼地区幼稚園 民生委員児童委員協議会(長与・時津) 老人クラブ連合会(長与)
シニアクラブ連合会(時津) 地域公民館連絡協議会(長与)
自治公民館連絡協議会(時津) 自治会長会(長与) 自治会連合会・駐在員会(時津)
青少年育成連絡協議会(長与) 青少年健全育成町民会議(時津) 長与町教育委員会
時津町教育委員会 西海市・西彼杵郡人権教育研究会(注意:順不同)
後援
長崎県 長崎県教育委員会 部落解放同盟長崎県連合会 長崎県人権教育研究協議会
第25回(令和5年度)西彼杵人権教育研究大会《報告》
日 時:令和6年2月6日(火曜日) 13:20~16:00
場 所:とぎつカナリーホール
来場者:約300名
テーマ
『人のぬくもりと 心の豊かさが実感できる まちづくり』
サブテーマ
~子どもとつながり、子どもとともに未来を育むまちづくり~
講 演 「子どもにとって安心できる居場所とは~校内別室支援実践から見えたもの~」
講師 古 豊 慶 彦(NPO法人子どもの権利オンブズパーソンながさき 代表理事)
自身も中高生時代に不登校を経験した古豊代表は、さまざまな理由で学校には行くことができても教室に行くことが難しい児童生徒が利用する学校内「別室」について紹介し、子どものケアや環境づくりの重要性についてご講演いただきました。
実践紹介 「子どもたちに出会いと体験を~地域における子ども支援~」
紹介者 太 田 千 賀 子(NPO法人コミュニティ時津 理事)
時津町における子どもの居場所づくりの活動「サタデールーム」について、自身の経験を通して感じてきたことなどをご紹介いただきました。
【太田さんへの質問&回答】(抜粋)
Q1.サタデールーム運営資金はどうしていますか?
A1.県と町から「子どもの居場所づくり」として委託金をいただいています。詳細については、時津町教育委員会社会教育課にお尋ねください。
Q2.子どもたちは習い事などで忙しくないですか?
A2.土曜日の様子しかわかりませんが、それぞれ習い事などはしているようで す。サタデールームには、合間を縫って参加しているようでした。
Q3.大学生をどのように集めていますか?
A3.サタデールームは、長崎大学の「やってみゅーでスク」(学生が社会で、さまざまな体験を積み、豊かなコミュニケーション力を育むため、地域の協力を得て運営する社会活動支援プログラム)に登録しています。そこを通じて、協力してくれる学生を募集しています。また、長崎外国語大学の学生は、スタッフの知り合いを通して、協力してもらっています。参加いただいた学生には、心ばかりの謝礼金を支払っています。
- この記事に関するお問い合わせ先
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時津公民館
〒851-2103
長崎県西彼杵郡時津町元村郷429-2
電話・ファックス番号:095-882-2975
更新日:2024年03月13日