人生会議(ACP)って知ってる?

人生会議(ACP)って知ってる?

もしものときのために、自分が望む医療やケアについて前もって考え、繰り返し話し合い、周りの支えてくれる人と共有する取り組みを「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」と呼びます。日本語訳として「人生会議」と呼ばれています。

誰でも、いつでも、命に関わる大きな病気やけがをする可能性があります。歳を重ねて徐々に虚弱になったり、交通事故にあったり、運動中の思わぬケガで命の危険が迫ることもあります。

命の危険が迫った状態になると、医療やケアなどについて自分で決めたり望みを人に伝えたりすることができなくなるといわれています。

「延命治療は望まない」「痛みはやわらげてほしい」「最後は自宅で、家族に囲まれて逝きたい」など、自分が希望する医療やケアについての望みを前もって考え、周囲の信頼する人たちと繰り返し話し合い、共有することが大切です。

自分自身のため、ご両親のため、子どものため、大事な人のこれからのために、後悔しなくて良いよう、元気なうちから人生の最終段階の医療やケアについて、話し合いましょう!

ACPイメージ図

人生の最終段階を自宅で過ごす際には、さまざまな専門職が連携しながら必要に応じてサポートします。

計画的・定期的な訪問に加え、急変の際などの対応も行います。

在宅での療養をお考えの際は、かかりつけ医、看護師、担当のケアマネジャー、地域包括支援センターなどへご相談ください。

人生会議ってどんなことを話せばいいの?

人生会議でどんなことを話せばいいかわからない時は、「エンディングノート」を活用してみましょう。

書店等で市販されていますので、購入し、記入してみてはどうでしょうか?

とはいえ、縁起でもない話はなかなかしづらいものです。

「話し合うきっかけがほしい!」という方のために、時津町地域包括支援センターでDVD(NPO法人長崎在宅Dr.ネットが長崎市民公開講座として実施した「寸劇 ころばぬ先の杖」を収録したもの)を地域の活動団体様などへ無料で貸し出します。ぜひご活用ください。

高齢者の医療や介護に関する悩みごとや心配ごとは、お気軽に時津町地域包括支援センターまでご相談ください。

この記事に関するお問い合わせ先

時津町地域包括支援センター

〒851-2103
長崎県西彼杵郡時津町元村郷14-1
電話番号:095-813-2530

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更新日:2019年12月27日