貯水槽水道の管理について

貯水槽水道とは

貯水槽水道とは、マンションやビルなど水を一度にたくさん使う建物で、水道事業者から供給される水を一旦貯水槽(受水槽や高置水槽)に溜め、水を供給する施設のことをいいます。

貯水槽水道は、受水槽の有効容量が10立方メートルを超える「簡易専用水道」と有効容量が10立方メートル以下の「小規模貯水槽水道」に分かれています。

法定点検について

「小規模貯水槽水道」については、水道法の管理基準は適用されませんが、「簡易専用水道」については、水道法により、適正な管理及び指定機関による年1回以上の点検が義務付けられています。

管理者に求められる主な管理項目

主な管理項目
管理項目 頻度 確認事項 主な対応
貯水槽の清掃 毎年1回以上   管理者等が自ら行うか、専門業者(有料)へ依頼してください。
日常点検 毎月1回程度 ひび割れ、異物の混入、防虫網の破損など 水が汚染されないように定期的に点検を行ってください。また、異常があった場合は、速やかに改善してください。
水の外観検査 毎日 色、濁り、臭い、味など 異常に気付いたら、管理者等は直ちに給水を停止し、居住者等への周知を図ったうえで、上下水道課へ連絡してください。
水質測定 毎週1回程度

残留塩素測定

0.1mg/l以上

0.5mg/l未満

基準値以下の場合は、しばらく水を出し、改めて測定してみてください。改善しない場合は、上下水道課へ連絡してください。
水質検査 毎年1回以上 色、濁り、臭い、味、残留塩素の5項目 水道法に基づく検査機関(有料)に依頼してください。

 

検査機関一覧

この記事に関するお問い合わせ先

上下水道課

〒851-2198
長崎県西彼杵郡時津町浦郷274-1
電話番号:095-882-2538(直通)
ファックス番号:095-882-5655

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更新日:2023年12月07日