猫に多いトラブルを防ぐために

近年、動物に対する社会の関心が高まり、社会全体に動物愛護の精神が普及してきました。しかしながら、動物愛護上の問題とともに生活環境へのフン害等の被害や近隣トラブルが多数発生しています。

飼い始めたその日から、ペットの命は飼い主にゆだねられます。ペットが地域社会に受け入れられ、健康と安全が守られて生涯をおくることができるかは飼い主の努力にかかっています。

今回は、地域社会の中で大切なペットと長く暮らしていただくために環境省が推奨している「飼い猫」の“今どきの飼い方”をご紹介いたします。

 

よこたわったねこ

 1.室内で飼いましょう

猫は室内で飼い、交通事故、争いによるケガ、感染症等の危険から守りましょう。フン尿や、ゴミを荒らす、鳴き声がうるさい等の、猫による周囲の人への被害をなくすことは飼い主の責務です。猫を自由に放して周辺に迷惑をかけることは、猫にとっても不幸なことになります。

 

くびわをつけたねこ

2.首輪や迷子札等をつけましょう

飼い猫だとわかるように、しっかりと所有明示(身元表示)をしましょう。たとえ室内飼いであっても、開いた窓やドアからの脱走や突然の災害等で驚いて逃げてしまうことも考えられます。

すてられたねこ

3.不妊・去勢手術をしましょう

「手術をするのはかわいそう」等の理由で不妊・去勢手術をしないでいると、飼い主の知らない間に子猫が生まれることもあります。1頭のメス猫から子猫が産まれ、1年後には合計20頭以上に増えることもあります。平成25年に自治体に引き取られ、殺処分された子猫は6万頭以上で、世話をしきれなくなること(多頭飼育崩壊)は社会問題にもなっています。 責任をもって世話ができる頭数なのかをよく考えましょう。

また、不妊・去勢手術は、病気の予防やストレス軽減のほか、オス同士の争いやのら猫の減少にもなります。

注意:上記情報は環境省発行「飼う前も、飼ってからも考えよう」より抜粋。

この記事に関するお問い合わせ先

住民環境課 生活環境係

〒851-2198
長崎県西彼杵郡時津町浦郷274-1
電話番号:095-865-6097(直通)
ファックス番号:095-881-2764

お問い合わせフォーム

更新日:2021年11月08日