下水道の施設
時津浄化センター
時津浄化センター建設の役割
時津町の下水排除方式は、汚水と雨水を別々の管で集める分流式と呼ばれる方式です。処理区域内に発生する全ての汚水は、道路の下に埋設されている下水道管渠によって、時津浄化センターに集められ、活性汚泥法と呼ばれる処理方法で浄化されます。
時津浄化センターは、久留里郷八工区の敷地面積33,100平方メートルの用地に、第一期で1日3,400立方メートルの汚水を処理する施設を平成3年(1991)4月に運転開始しました。
現在は、時津町の下水道の面整備が進み、それにあわせて処理施設も増設し、平成12年度に第3期工事が完了して、1日10,100立方メートルの汚水を処理することができます。
平成17年度から1日13,500立方メートルの汚水を処理できるように第4期工事に着手しました。
所在地:長崎県西彼杵郡時津町久留里郷1441番地
敷地面積:33,100平方メートル
都市計画法による計画決定:昭和59年12月11日(現在 平成17年4月22日)
下水道法による事業認可:昭和59年11月7日(現在 平成17年4月22日)
浄化センター建設着手:昭和62年9月
浄化センター供用開始:平成3年3月30日
施設名 | 内容 | 全体 | 第一期~第三期 | 第四期 | |
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1. | ポンプ棟 | 地下2階 地上2階鉄筋コンクリート造 延床面積737平方メートル ポンプ6台(小1、中2、大3) |
1棟 737平方メートル |
1棟 737平方メートル 小1、中2、大1 |
大1 |
2. | 最初沈澱池 | 円形放射流式 径13.7×深3.0 | 3池 | 2池 | |
3. | エアレーションタンク | 散気式旋回流方式(3池)、超微細式(3池) 巾6.5×長36.4×深5.0、巾6.5×長32.6×深5.5 |
6池 | 3池 | 1池 |
4. | 最終沈澱池 | 矩形平行流式 巾3.1×長22.0×深3.0、巾3.1×長27.5×深3.0 |
12池 | 6池 | 2池 |
5. | 塩素接触タンク | 矩形式 巾2.5×長17.0×深2.5 | 2池 | 1池 | 1池 |
6. | 汚泥濃縮タンク | 円形重力式(1槽)、機械濃縮式(2台) 径6.7×深3.0、ベルトろ過濃縮(巾0.5メートル) |
1槽、2台 | 1槽 | 1台 |
7. |
汚泥消化タンク |
球形嫌気性加温式 1次槽 径12.5 容量1,510立法メートル (2次消化) 2次槽 径12.5 容量1,510立法メートル |
1槽 1槽 |
1槽 1槽 |
2次を1次に改良 |
8. | ガスタンク | 乾式 600立法メートル 300立法メートル |
1基 1基 |
1基 | |
9. | 汚泥処理棟 | 地上2階(鉄筋コンクリート造) 延床面積1,013メートル平方メートル ベルトプレス型ろ布1台当たり2.0メートル(2台) |
1棟 1,013平方メートル |
3/4棟 737平方メートル |
1台 |
10. | 管理棟 | 地下1階 地上2階(鉄筋コンクリート造) 延床面積770平方メートル |
1棟 770平方メートル |
1棟 770平方メートル |
時津中継ポンプ場
中継ポンプ場は、家庭から排出された汚水が下水管の中を自然に流れていくことが出来ない時に、一旦集めて他の場所に圧送する施設です。時津中継ポンプ場は、時津川流域から東側区域の汚水を集めて時津橋の西側に1日最大約10,000トンまで圧送することができます。ポンプ場にはポンプ設備の他に、ゴミを取り除く設備や停電時に対応する自家発電機などの設備があります。
所在地:長崎県西彼杵郡時津町浦郷542番地4
敷地面積:1,002平方メートル
建設面積:262.88平方メートル
床面積:493.88平方メートル
使用開始:平成5年3月30日
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上下水道課
〒851-2198
長崎県西彼杵郡時津町浦郷274-1
電話番号:095-882-2538(直通)
ファックス番号:095-882-5655
更新日:2019年03月01日