時津町の下水道
下水道ができると(下水道のしくみ)

1)私たちのくらしがきれいに楽しく
- 家庭や事業所からの汚れた水は、浄化センターに集められ、もとのきれいな水に戻されます。
- 蚊やハエの発生を防ぎ、伝染病の予防にも役立ちます。

2)美しい川や海に
- 町を流れる川や海が美しさを取り戻します。

3)気持ちのよい水洗便所
- 快適な水洗便所がつくれます。このため家の中の臭いもなくなり、くみ取りの必要もなくなります。
4)下水道のしくみ
- 下水は汚水と雨水に分けられます。
- 汚水は浄化センターできれいな水に処理します。
- 雨水は直接、川や海に放流します。
- 処理の方法は、自然界に存在する微生物を利用して、下水中の有機物を除去しますので、正しい使い方を心がけましょう。

公共下水道計画
項目 | 全体計画 | 事業認可 | |
---|---|---|---|
計画目標年度 | 昭和59年度~令和7年度 | 昭和59年度~令和6年度 | |
計画処理人口 | 30,400人 | 30,400人 | |
計画処理面積 | 573.9ヘクタール | 550.4ヘクタール | |
排除方式 | 分流式 | 分流式 | |
単位汚水量 | 日平均 | 1人1日あたり270リットル | 1人1日あたり270リットル |
日最大 | 1人1日あたり340リットル | 1人1日あたり340リットル | |
時間最大 | 1人1日あたり510リットル | 1人1日あたり510リットル | |
処理方式 | 汚水 | 標準活性汚泥法 | 標準活性汚泥法 |
汚泥 | 消化機械脱水 | 消化機械脱水 | |
計画処理水量(日最大) | 14,400立法メートル | 13,400立法メートル | |
計画放流水質 | BOD(1リットルあたりのミリグラム) | 15 | 15 |
ポンプ場 | 1箇所 | 1箇所 | |
水質環境基準水質名 | 大村湾A-イ | 大村湾A-イ |
下水道の普及率など
1)普及率
普及率は、下水道が整備されて、人口の何%が下水道を利用できるようになったかの割合です。
区分 | 人口 |
普及率(行政人口あたりの処理人口) |
---|---|---|
行政人口 | 29,402人 | |
処理人口 | 28,447人 | 96.8% |
(注意)令和3年3月31日現在
2)水洗化率
水洗化率は、下水道が利用できる人のうち、排水設備工事を行って、実際に下水道を使っている人の割合です。
区分 | 人口 | 水洗化率 (処理人口あたりの水洗化人口) |
---|---|---|
処理人口 |
28,447人 |
|
水洗化人口 |
27,821人 |
97.8% |
(注意)令和3年3月31日現在
3)整備率
区分 | 面積 | 整備率(認可面積当たりの整備面積) |
---|---|---|
計画面積 | 573.9ヘクタール | |
認可面積 | 550.4ヘクタール | |
整備面積 | 532.3ヘクタール | 96.7% |
(注意)令和3年3月31日現在

下水道事業の沿革
年 | 月 | 沿革の内容 |
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昭和57年 | 基本計画の作成委託 | |
昭和58年 | 4月 | 都市計画課に下水道係を設置 |
6月 | 基本計画の内部協議(町3役、関係課長) 建設省へ基本計画協議→承認 漁協へ事業計画の説明 |
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7月 | 町都市計画審議会及び議会(全員議会)へ基本計画説明 | |
8月 | パンフレット「快適な生活環境をつくる下水道」を作成し、全世帯に配布 地区説明会を開催、地区公民館で延べ23回開催(うち1回は企業対象) (参加者数1,180人) 都市計画決定手続き開始(昭和59年2月決定) |
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9月 | 認可区域内部協議(町3役、関係課長) | |
12月 | 建設省へ認可区域協議 | |
昭和59年 | 1月 | 認可設計委託(日本下水道事業団) |
2月 | 認可計画を町議会へ説明 | |
8月 | 下水道法による認可申請(昭和59年1月認可) | |
10月 | 都市計画法による認可申請(昭和59年12月認可) | |
12月 | 下水道事業に着手 | |
昭和60年 | 3月 | 下水道特別会計設置条例制定 |
11月 | 浄化センター用地買収(国庫債務負担行為) (買い戻し 昭和61年~平成元年度) |
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昭和61年 | 7月 | 浄化センターの実施設計を日本下水道事業団へ委託 |
昭和62年 | 7月 | 浄化センターの建設工事を日本下水道事業団へ委託(10月着手) 建設年度昭和62年度~平成2年度) |
昭和63年 | 7月 | 都市計画課下水道係を廃止し、下水道課を設置 |
平成元年 | 8月 | 中継ポンプ場の実施設計を下水道事業団へ委託 |
平成2年 | 3月 | 受益者負担金条例制定 |
9月 | 受益者負担金に関する条例施行規則制定 | |
10月 | 受益者負担金に関するパンフレットを作成し、全世帯へ配布 公共下水道条例制定 |
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11月 | 公共下水道条例施行規則制定 排水設備工事指定店に関する規則制定 水洗便所改造資金に関する規則制定 |
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12月 | 排水設備技術者試験のための講習会開催 排水設備技術者試験実施 中継ポンプ場の用地取得 |
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平成3年 | 2月 | 排水設備指定業者の指定 |
3月 | 供用開始にともなう地区説明会 (下水道パンフレットを作成、配布。延べ14回開催) 供用開始告示 供用開始面積45ヘクタール |
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4月 | 受益者負担金賦課対象区域の告示 通水記念式典を行う |
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6月 | 中継ポンプ場の建設工事を事業団へ委託 8月着手 建設年度 平成3年度~平成4年度 |
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10月 | 中水道事業実施要項制定 地元説明会2回 |
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11月 | 処理区拡大 95ヘクタール(8工区追加) 中水道供用開始 |
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平成4年 | 5月 | 下水道法による認可変更申請(10月承認) |
6月 | 浄化センター増設実施設計を事業団へ委託 | |
7月 | 都市計画法に基づく認可変更申請(8月承認) | |
8月 | 排水設備技術者試験のための講習会開催 排水設備技術者試験実施 |
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平成5年 | 2月 | 供用開始に伴う地区説明会 延べ11回 |
3月 | 中継ポンプ場完成 処理区域143ヘクタール | |
4月 | 排水設備指定業者の指定 受益者負担金賦課対象区域の告示 |
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6月 | 事業団と浄化センター第2期増設工事の基本協定締結 | |
8月 | 処理場第2期工事着手 | |
平成7年 | 7月 | 排水設備技術者試験のための講習会開催 排水設備技術者試験実施 |
8月 | 浜田1号雨水幹線築造工事着手(第1工区) | |
平成8年 | 4月 | 地方公営企業法を適用し、特別会計から企業会計へ移行 建設部下水道課を水道局下水道課へ |
9月 | 浜田1号雨水幹線築造工事着手(第2工区) | |
平成9年 | 3月 | 処理場第2期増設工事完了 処理能力6,700立方メートル 汚泥濃縮、消化タンク稼動 |
平成10年 | 6月 | 公共下水道全体計画の見直しを委託 |
7月 | 処理場第3期増設実施設計を事業団へ委託 | |
11月 | 県下水道課と最終協議 | |
12月 | 建設省へ基本計画見直しについて協議 事前協議書の提出 町都市計画審議会開催 計画決定変更のための説明会(地区公民館8回) |
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平成11年 | 2月 | 都市計画決定変更申請書の提出(2月23日決定) |
4月 | 下水道法認可変更申請(5月31日認可) | |
5月 | 都市計画法認可変更申請(6月22日認可) | |
6月 | 浄化センター増設第3期工事を事業団へ委託 (水処理能力1日あたり6,700立方メートル→1日あたり10,100立方メートル) |
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平成12年 | 6月 | 中継ポンプ場増設工事(2期)実施設計委託 |
12月 | 浄化センター増設第3期工事完了 | |
平成13年 | 6月 | 中継ポンプ場増設工事(2期)を事業団へ委託 |
10月 | 計画決定変更のための説明会(地区公民館3回) | |
12月 | 町都市計画審議会開催 | |
平成14年 | 1月 | 計画決定変更申請書提出(14年1月22日告示) |
4月 | 公共下水道区域拡大説明会(合特法による、し尿汲み取り業者との協議) | |
5月 | 下水道法認可変更申請(5月7日認可) 都市計画法認可変更申請(5月21日認可) |
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10月 | 中継ポンプ場増設工事(2期)が完成 | |
平成16年 | 1月 | 市町村型合併浄化槽整備事業協議(住民環境課) |
3月 | 浄化センター性能発注による包括委託検討(部長等会議) | |
6月 | 処理場第4期増設実施設計を事業団へ委託 | |
12月 | 計画決定変更のための説明会(地区公民館3回) | |
平成17年 | 2月 | 町都市計画審議会開催 計画決定変更申請書提出(17年3月10日告示) |
4月 | 下水道法認可変更申請(4月22日認可) 都市計画法認可変更申請(4月22日認可) |
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6月 | 浄化センター増設第4期工事を事業団へ委託 (水処理能力1日あたり10,100立方メートル→1日あたり13,500立方メートル) (送風機棟・機械濃縮タンク・汚泥脱水機) |
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平成19年 | 4月 | 時津町公共下水道条例改正 (使用料改定、指定工事店新規指定及び更新手数料制定、指定工事店資格要件変更) |
平成20年 | 3月 | 浄化センター増設第4期工事完了 |
7月 | 浄化センター包括委託を開始 | |
平成21年 | 6月 | 浄化センター長寿命化計画導入検討開始 |
平成22年 | 6月 | 浄化センター長寿命化計画に伴う調査を事業団へ委託 |
平成23年 | 5月 | 汲み取りし尿、浄化槽汚泥受入開始 |
平成24年 | 3月 | 浄化センター長寿命化計画策定 |
7月 | 浄化センター長寿命化工事実施設計を事業団へ委託 | |
平成25年 | 4月 | 浄化センター長寿命化工事開始 |
平成26年 | 3月 | 都市計画法認可変更申請(3月12日認可) |
3月 | 下水道法認可変更申請(3月20日認可) | |
平成29年 | 3月 | 時津町下水道事業経営戦略策定 |
8月 | 下水道ストックマネジメント計画(簡易版)策定 | |
平成30年 | 11月 | 都市計画法認可変更申請(平成31年2月22日認可) |
11月 | 下水道法認可変更申請(11月16日認可) | |
令和2年 | 7月 | 下水道ストックマネジメント計画変更を事業団に委託 |
令和3年 | 3月 | 浄化センター長寿命化工事終了 |
- この記事に関するお問い合わせ先
-
上下水道課
〒851-2198
長崎県西彼杵郡時津町浦郷274-1
電話番号:095-882-2538(直通)
ファックス番号:095-882-5655
更新日:2022年01月11日