新型コロナウイルス感染症が収束しない中での避難について

在宅避難について

「自らの命は自らが守る」意識を持ち、適切な避難行動をとりましょう。

新型コロナウイルス感染症が収束しない中でも、災害時には、危険な場所にいる人は安全なところに避難することが原則です。

 

1.避難とは、「難」を「避」けることです。

安全な場所にいる人まで避難場所に行く必要はありません。(鉄筋コンクリート建てのマンション等の2階以上にお住まいの方など。)

 

2.避難先は、町が指定している避難場所だけではありません。

安全な親戚・知人宅に避難することも考えてみましょう。

 

3.豪雨時の屋外の移動は、車での移動であっても危険です。

早めの避難を心掛けましょう。避難所に移動することがかえって危険なときは、2階に移動するなど、家屋内のより安全な場所に移動することも避難の一つです。

やむをえず車中泊をする場合は、浸水しないよう周囲の状況等を十分確認してください。

 

知っておくべき5つのポイント

家庭での備蓄について

備蓄の量の目安

家庭で備蓄する食べ物の量の目安は、3日分です。

「朝晩2食×3日分×家族人数分」の食べ物が必要です。

1人6食分の食べ物が必要です。

また、飲料水の備蓄の量は、1日3Lです。

「3L×3日分×家族人数分」の飲料水が必要です。

 

ローリングストックについて

飲料水、レトルト食品、インスタント食品など、日頃から食べているものを多めに買っておき、日常的に食べながら、食べた分を買い足すことで、家庭でも常に食べ物や飲料水を備蓄しておく方法があります。これをローリングストックといいます。

 

1.飲料水や食べ物をいつもより多く買う。

普段から飲料水や食べ物を多めに買いましょう。飲料水や食べ物は、消費期限が6か月~1年程度あるものを買いましょう。消費期限が長いものであれば、食べなれたものや好きなもので問題ありません。栄養のバランスを考えると、更に理想的です。

 

2.多く買った分を日常的に飲む、食べる。

多く買った飲料水や食べ物は、日常的に飲んだり食べたりして消費します。その時は、消費期限が近いものから順に消費してください。

 

3.消費した飲料水や食べ物をすぐに買い足そう。

消費したものは、すぐに買い足します。

毎月1食分を消費することを続けると、最初に買った1人6食分の食べ物は、6か月ですべて新しいものに入れ替わり、3日分の飲料水と食べ物を備蓄できます。

 

日用品も備蓄しよう

飲料水や食べ物が備蓄されていても、ガスや電気が止まっていては調理することができません。そのためには、日用品の備蓄も大切です。

 

・赤ちゃんがいる家庭では、おむつ粉ミルクベビーフード肌着など赤ちゃんの生活に必要なものは、常にストックしておくことが重要です。

アレルギー対応食品などは災害時に入手できない可能性があります。

カセットコンロカセットボンベ乾電池など、いざというときに重宝します。

トイレットペーパーティッシュペーパー生理用品ウェットティッシュなどの衛生用品のストックがあると安心です。

 

避難に備えて~新型コロナウイルス対策備品について~

新型コロナウイルスが蔓延する状況において、災害が発生し避難所を開設する場合には、密集した環境下での集団生活等により、感染が拡大するリスクが高まります。

新型コロナウイルスが収束する前に、災害が発生した場合に備え、次の新型コロナウイルス対策備品等を非常時の持ち出し品に加えましょう。

注意:避難所は、定期的に換気しますので、寒さ対策(暑さ対策)をお願いします。

 

 

<新型コロナウイルス対策備品>

・マスク

・アルコール消毒液

・ハンドソープ・固形石けん(自分用を持参し、避難所では共用しない。)

・体温計

・使い捨てのビニール手袋(ドアノブなど多くの人が触れるものからの接触感染を防ぐため。)

・使い捨てのビニールエプロンまたはごみ袋(避難所運営に協力する際などに使用)

・ティッシュ、ウエットティッシュ、ペーパータオル、ポリ袋(通常より多めに必要です。)

 

<非常時の持ち出し品>

・飲料水(目安:1人1日3L)

・食料品(乾パン、缶詰、ビスケット、チョコレートなど)

・携帯電話・充電済みのモバイルバッテリー(避難所では充電できない場合があります。)

・医薬品(持病の薬、消毒液、胃腸薬、ばんそうこうなど)

・衣類や日用品(自分の必要なものを準備しましょう。)

・懐中電灯(夜間、すぐ手の届く所に置いておきましょう。)

・ヘルメット(落下物などから頭を保護するものをすぐ取り出せる所に置いておきましょう。)

・手袋、軍手(ガレキの撤去や救助に使います。厚手のものを用意しましょう。)

・毛布(体温を逃さないように毛布や寝袋を準備しましょう。)

・運動靴(避難するときにケガを防ぐためにすぐ取り出せるところに置いておきましょう。)

・ラジオ(情報収集に欠かせません。懐中電灯と一体型のものも便利です。)

・乾電池予備(ラジオや懐中電灯に使います。)

・缶切り(多機能なものが便利です。)

・ろうそく、マッチ、ライター(湿気やガス切れに注意、防水マッチも市販されています。)

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更新日:2021年05月20日