台風接近に伴う避難について
1.避難
a.避難について
「避難」とは、起こるかもしれない自然災害から「自らの生命または身体を守るための行動」で、危険な場所にいる人が安全な場所に移動することをいいます。
一定範囲に災害の危険が予想されるときは、町が「避難指示」などの避難情報を出しますが、危険を感じたら、発令を待たずに自らの判断で避難をしてください。
災害時に迷うことなく適切な行動ができるよう、日頃から次のことを確認しておきましょう。
(1)自宅や施設等のある場所にどのような災害のおそれがあるか
(2)それぞれの災害に対してどのような行動をとるべきか(避難先、避難経路、避難手段、家族との連絡方法など)
(3)どのタイミングで避難を行うべきか
b.自主避難について
最近頻繁に見られる局地的集中豪雨のように、突発的な異常気象の場合には、町からの避難情報が間に合わないケースもあります。
町や消防等が避難情報を発令する前、または避難所の開設を行う前に、自分で災害の危険を感じ避難を行いたいと判断する場合を自主避難とします。
自主避難をする場合は、事前に電話で町の避難所が開設されているかご確認ください。(時津町役場 総務課 電話095-882-2211)
なお、自主避難は避難所の開放のみです。必要な食糧や寝具、日用品はご持参ください。
c.避難情報について
(1)高齢者等避難
危険な場所にいる高齢者等(高齢者や障害がある方など避難に時間がかかる方や避難支援者などを含む)が避難を開始しなければならない段階であり、災害が発生する可能性が高まった状況で発令します。
避難に時間がかかる高齢者等は、この時点で避難をすることにより、災害が発生する前までに避難が完了すことが期待されます。
また、その他の人も避難の準備を始めたり、自主避難をしたりするタイミングです。
(2)避難指示
「 危険な場所にいる人は全員避難」しなければならない段階であり、災害のおそれが高まった状況で発令します。
この時点で避難をすることにより、災害が発生する前までに避難が完了すことが期待されます。
危険な場所にいる人は、全員すみやかに避難しましょう。
(3)緊急安全確保
災害が発生するなど、すでに安全な避難ができず命が危険な状態です。
高いところへの移動や近くの頑丈な建物への移動など、緊急で命を守るための行動をとる必要があります。
(注意)個人の危険な状態を町が把握できるとは限りませんので、町が必ず発令するものではありません。
2.避難場所
「避難」とは、「難」を「避」けること。避難場所は、町が開設する避難所だけではありません。次のような避難もあります。
・自宅が安全な場所にある人は、自宅に避難
・安全な親せきや知人宅への避難
・安全なホテルや旅館への避難
町の避難所は、災害の種類や規模によって開設する場所が違います。どの避難所を開設するかは、時津町防災行政無線やホームページなどでお知らせします。
避難所の開設・混雑状況については、下記のページでも確認できます。
3.避難の際の注意
- 歩いて避難してください。消防車、救急車などの通行にご協力ください。
- 居場所がわからなくなるので、家族で避難場所をあらかじめ決めておいてください。また、避難するときは家に連絡メモを残しましょう。
- 荷物は、リュックなどに入れて背負うなど、動きやすくしてください。
- 近所の方とできるだけ一緒に行動して、高齢者や障害のある方の避難に協力してください。
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更新日:2023年08月08日